新型出生前診断(NIPT)に行ってきました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

血液を採取するだけで精度の高い検査ができるなら、受けてみようかなと言うやや軽めの気持ちで新型出生前診断NIPTを受けてきました。

検査を受けた日で妊娠12週と6日でした。

2013年4月に開始された新型出生前診断NIPTについては、当時ニュースや新聞でも何度か取り上げられていて、県内で受けた人数、その結果陽性だった人数などを興味深くみていたのである程度の情報を得ていましたし、自分の妊娠を期にネットで詳しく調べていたので、十分に知識がある状態でカウンセリングに望みました。

新型出生前診断(NIPT)を受けようと思った理由

新型出生前診断(NIPT)を受けようと思った理由は、年齢が38歳と高齢なので心配だったこと、前回の妊娠で流産しているということ、病院側のカウンセリングが検査に前向きだったこと、払える範囲の金額だったと言うのが大きな理由ですが、今改めて考えてみると陽性だったときどうするかと言うことに関しての話し合いが不十分だった気がします。

38歳での高齢出産は心配なことがたくさんある

やはり一番大きな理由は出産時の年齢です。

38歳の女性が出産するのときの確率でいくとダウン症1/162、18トリソミーが1/1500、13トリソミーが1/2400です。

この確率を高いと取るのかどうかは受け止め方次第だとカウンセリングを受けましたが、35歳だとダウン症1/338、18トリソミーが1/3600、13トリソミーが1/5300ですので、35歳のときと比べて確率は倍以上高くなっています。

NIPTは35歳を境に検査対象となっていると言う理由から考えても、38歳ではさらに倍以上高くなっているわけですから検査せずにはいられませんでした。

カウンセリングを受けた大学病院の先生が前向きだった

実は第一子の出産の際にも出生前診断を受けようかと思い、夫婦で近くの大学病院のカウンセリングを受けたことがあります。

4年前の当時は新型出生前診断(NIPT)が無かったので母体血清マーカーを受けるかどうかのカウンセリングだったのですが、母体血清マーカーの精度が低いと言う理由から羊水検査を直接受ける方向で話を進めていました。

ですが、そのときのカウンセラー2人が羊水検査は0.3%の確率で流産のリスクがあること、34歳で染色体疾患のある赤ちゃんが生まれてくる確率が低いと言う理由で、出生前診断に対してあまり前向きではなく、やめたほうがいいのではないかと言う感じでした。

それに対し今回のカウンセリングではそのような後ろ向きな雰囲気はまったくなく、前向きな話しかでませんでした。

年齢が38歳と高齢だったことと、新型出生前診断(NIPT)のダウン症に対する陰性の精度が高いと言うことが前提ではありますが、4年前のような受けるかどうか中心のカウンセリングではなく、染色体疾患の原因や受けた後の結果をみてどう考えるかと言うとても前向きなカウンセリングだったので、その場で検査することを決めました。

NIPTの結果が陽性でも羊水検査は無料だったから

もう1つの理由は、新型出生前診断(NIPT)の結果が仮に陽性だった場合、その後に羊水検査を受けてもその検査料は無料だと知ったと言うのも大きかったです。

カウンセリングを受ける前は、NIPTで20万円かかり、羊水検査を受けた場合さらに10万円かかると勘違いしていたのですが、NIPTを受けるとその後の確定診断は無料になります。

NIPTで陽性とでたときの精度はダウン症で90%とあまり高くないので、確定診断である羊水検査を受けなければいけないのですが、そこでさらに10万円かかるとなると残り10%の偽陽性の確率を確かめずに中絶する方がいるかもしれません。

これは医療機関によって違うのかもしれませんが、そのようなことにならないようNIPT後の確定診断は無料になっているようです。

これも検査を決断した1つの理由です。

運よく予約でき、検査は2日で終了

ほとんどの医療機関がかかりつけの医師による電話やFAXでしか予約を受け付けてくれないのと、実施している医療機関が少ないので非常に予約の取りにくい検査です。

自分で予約できる医療機関は少なかったですが調べて自分で予約しました

新型出生前診断(NIPT)を受けることができる医療機関は2016年7月現在で全国で60施設です。

まだまだ検査ができる施設が少ないので、ほとんどの医療機関はかかりつけの産婦人科の医師に電話やFAXで予約をしてもらわなければなりません。

かかりつけの医師によっても考えが様々で、私のかかりつけの医師はNIPTで分かることが3つの染色体疾患しかないと言う理由から、NIPTをあまりすすめたくないと言う感じでした。

中には、ダウン症、18トリソミー、13トリソミーの疑いがある妊婦さんの検査しか受けつけていない医療機関もあるぐらいで、現在の予約のハードルは非常に高いです。

そんな中、ネットで検索して調べてみたところ、少しではありますが自分で予約ができる医療機関があることを知り自分で予約してみることに。

自分で予約する場合は電話予約かネット予約のどちらかになるのですが、予想通りなかなか予約はできずキャンセル待ちを待つか、抽選に当たるしかないという状況でした。

仮に自分で予約が取れたとしても、検査前に赤ちゃんの様子をかかりつけの産婦人科医にみてもらい書類にしたり紹介状を書いてもらったりしなければなりません。

ちなみに私が電話で予約した横浜の医療機関は週末までに連絡が来なければハズレと言うシステムで、キャンセル待ちを予約した東京の医療機関はネットで予約をしたのですが、10日後に病院から電話がかかってきて○月○日までに電話が来なければキャンセル待ちは無いと思ってくださいという感じでした。

私は運よく検査を受けることができましたが、どちらも不確定すぎですし、気長に電話を待つ感じです。

NIPTを受けることができるのは妊娠10週~18週ごろですからキャンセル待ちができる期間も限られてしまいますので、現状ではかかりつけの産婦人科医に相談して予約できそうな医療機関を紹介してもらうほうが確実かなあと言う印象を受けました。

検査日数は2日で終了

検査に関しては検査すると決まれば、20mlの血液を採取するだけなので数十分で終わるのですが、検査前と検査後のカウンセリングが義務付けられているので、最低でも2日間かかります。

私の場合、初回のカウンセリング後すぐに採血し、2週間後に結果を確認しに出向くだけでしたので2日で済みましたが、夫婦で来なかった場合や、その場で決断できない場合は一度持ち帰ってどうするか考えると言うことをしなければならないため、3日かかる場合もあります。

金額について

検査費用は2日間で240,840円と高額でした。

1日目の支払い画像
2日間の検査費用合計
内訳
初診料 2,000円
再診料 1,000円
カウンセリング30分X2 10,000円
NIPT検査 210,000円
消費税 17,840円
合計  240,840円

金額が高い理由は自由診療扱いで保険がきかないからなのですが、臨床研究段階ではしかたないかなあと思います。

今後安くなっていく可能性もありますが、現状ではどこの医療機関でもこのぐらいかかると思います。

また、カウンセリングも30分5,000円程度かかりますので、時間によっては数万円上乗せになります。

ただし、前述したように、陽性と出た場合の羊水検査(確定診断)は無料です。

検査結果

私の検査結果は陰性でした。

ほっとしました。

ダウン症は99.9%の確立で問題ないということなので、ひとまず安心しています。

新型出生前診断NIPTを受けてみた感想

正直金額は高いと思っていたのですが、それで安心が買えるのであれば、そのぐらいかかっても良いと思っていたので結果が陰性だっと言うこともあり受けてよかったです。

ただし、冒頭でも書いたように、これが仮に陽性だったとしたら母体に負担のかかる羊水検査を受けていただろうし、流産の可能性も0%ではありません。

さらにその羊水検査の結果でも陽性と出た場合は確定になりますので、そのときどうしていたかなど想像もできません。

私たち夫婦もそうですが、赤ちゃんが正常な状態である可能性の方が高いと言う可能性の中で新型出生前診断(NIPT)を受けるわけです。

まさか自分たちの子が・・・と言う気持ちがあるはずなので、陽性だっとときに、その後どうするかを検査前にしっかりと夫婦で話し合っておくことが最も重要だと感じました。

ダウン症、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常を出産前に知ると言うことは、出産までの間苦悩することにつながるということを、しっかりと理解した上で検査を受けないと、さらなる不安を生み出すことにもなりかねません。

ここは夫婦の考え方次第ですが、倫理的な問題があることを分かった上で申し上げさせたいただきますと、染色体異常が見つかった場合は中絶すると言う強い意思が固まっていないのであれば、検査を受けるべきではないのでは無いかというのが私の総括です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*